
ローソンではd払いとidでの支払いの両方ができるため便利が良いのですが、一つの疑問が生まれます。

dポイントユーザーにとってローソンでの支払いで一番お得になる法則が知りたい!
今回はそんな悩みを解決するべく、d払いとidのどちらがお得な決済方法になるのか見ていきましょう。
なお、ローソンに限らず、d払いとidの支払で常にお得になる法則については下記の記事で解説しています。
▶関連記事: d払い・iDはどっちが得かわかる法則
ローソンでの支払いでお得になる方法の結論
ローソンで一番お得な支払い方法はd払いになります。また、dポイントユーザーであればd払いの他にdポイントカードを提示することも忘れないでください。
ただし、d払いの支払いをドコモ口座にしている場合はidのほうがお得になる可能性もありますので注意が必要です。
✔︎d払いの支払いがクレジットカード決済か電話料金合算払いの場合
→d払い
✔︎d払いの支払いがドコモ口座引き落としの場合
→iDで支払いをするクレジットカードの還元が0.5%以上→iD
→iDで支払いをするクレジットカードの還元が0.5%より下→d払い
✔︎dポイントユーザーであればdポイントカードの提示を行う
以下で解説していきます。
d払いとidの解説
d払いとidの支払でまずはポイントがどのように還元されるのかを見ていきましょう
d払い
d払いとはバーコード読み取り型のキャッシュレス決済になります。
支払方法
d払いの支払方法は
- 登録したクレジットカードによる決済
- 電話料金合算払い(ドコモユーザーのみ)
- ドコモ口座引き落とし
の3種類になります。
登録したクレジットカードによる決済を洗濯していればd払い経由でクレジットカードに請求がいきます。
電話料金合算払いを選択していた場合は毎月請求される携帯電話の請求にd払いの請求が合算されて請求されます。
ドコモ口座引き落としを洗濯していた場合はあらかじめドコモ口座に入金しておいた金額から支払いが行われます。
ポイント還元
d払いによる支払いで0.5%の還元を受けることができます。
また、支払い方法が登録したクレジットカードによる決済であれば、登録したクレジットカードのサービス内容に応じたポイントが貯まります。
電話料金合算払いでも電話料金をクレジットカードで支払っていれば同じようにクレジットカードのサービス内容に応じてポイントが貯まります。
一方でドコモ口座による支払いはd払いによる+0.5%の還元以外はありません。
- クレジットカード決済・電話料金合算払い
- d払いによるdポイントの還元0.5%+支払いで使うクレジットカードのサービス
- ドコモ口座引き落とし
- d払いによるdポイントの還元0.5%のみ
iD
iDとはクレジットカードに付帯する機能で、機械にクレジットカードをかざすことでクレジットカードによる支払いを受けることができる機能になります。
支払方法
iDはあくまでもクレジットカードの機能であり、暗証番号やサインを使わないでクレジットカードをスピーディに使うことができる機能です。iDで決済をするということは、その付帯元のクレジットカードで支払うということになります。
ポイント還元
iDによる支払いをすることでクレジットカードのサービス内容に応じてポイントが貯まります。
iDが付帯するクレジットカードのサービス内容による
d払いとiDの比較
ではここでd払いとidによる決済の比較を行いましょう。
✔︎クレジットカード決済か電話料金合算払いの場合
d払いによる支払い0.5%(dポイント) +支払いで使うクレジットカードのサービス内容
✔︎ドコモ口座引き落とし
d払いによる支払い0.5%(dポイント)
✔︎iDが付帯しているクレジットカードのサービス内容
どちらもクレジットカードのサービス内容の点では同じですので、d払いによる0.5%の還元分だけd払いのほうがお得ということになります。
ただしd払いがドコモ口座払いの場合はクレジットカードのサービスは受けられないため、d払いのメリットは0.5%の還元のみとなります。d払いの還元である0.5%とiDで使用するクレジットカードのサービス内容を比較し、クレジットカードのサービス内容で還元率が0.5%以上の場合はiDを使用したほうが良いことになります。
iDで使うクレジットカードがdカードの場合で検証
ではdポイントユーザー必携のdカードGOLDの場合でどうなるかシミュレーションを行いましょう。
前提
- 1000円の商品を購入
- dカードGOLDの還元率は1%
- 電話料金の支払いをdカードGOLDで行っている
d払い
クレジットカード払い
d払い経由のクレジットカード払いの場合はd払いの0.5%の還元(1000円×0.%5=5pt)とdカードGOLDの1%の還元(1000円×1%=10pt)になりますので合計で15pt(1.5%)の還元となります。
電話料金合算払い
d払い経由の携帯代金合算払いの場合だとd払いの0.5%の還元(1000円×0.%5=5pt)のほかに電話料金の支払い分としてdカードGOLDの1%の還元(1000円×1%=10pt)になりますので合計で15pt(1.5%)の還元となります。
ドコモ口座払い
ドコモ口座の引き落としの場合はd払いの0.5%の還元(1000円×0.%5=5pt)のみとなりますので5pt(0.5%)の還元となります。
iD
idによる支払いの場合はdカードGOLDの1%の還元(1000円×1%=10pt)のみとなりますので、10pt(1%)の還元のみとなります。
- d払い
- クレジットカード払い、電話料金合算払い・・・15pt(1.5%)
- ドコモ口座払い・・・5pt(0.5%)
- id・・・10pt(1%)
d払いとiDの還元まとめ
d払いでの支払いを行うと0.5%のdポイントの還元があります。この時、支払い方法がクレジットカード払い、電話料金合算払いであればクレジットカードによる還元も受けられますので2重取りになります。
一方で、iDだとクレジットカードの還元のみとなります。
d払いでクレジットカードによる支払いをした方がd払いの還元も受けられるためお得になるということになります。
- d払い (クレジットカード払い、電話料金合算い)
- d払いの還元+クレジットカードの還元
- id
- クレジットカードの還元のみ
dカード特約店

dカードの特約店について理解していればこのように考える人もいるかもしれません。
dカード特約店とはdカードを使うことで通常の還元とは別にdポイントの還元を受けられる制度になります。dカード特約店としての還元を受けるにはdカードを使うほか、dカードに付随しているiDで決済をする必要があります。
d払い経由でのdカードではdカード特約店としての権利はありませんので注意してください。
▶︎関連記事:dカード特約店とは
ローソンは過去にdカード特約店に加盟しておりdカードで決済をすることで決済から3%の割引が行われていました。しかし、2020年11月にローソンはdカード特約店から外れたため現在はdカード特約店としての割引はなくなっています。
そのため、2021年現在ではdカードで支払いをしてもdカード特約店としてのポイント還元は発生しません。dカード特約店については無視してください。
dポイントカード
dポイントカードの提示はd払いとidの支払で影響を受けるのでしょうか。
dポイントカード加盟店ではd払いやidの支払いを問わずdポイントカードを提示し、そのお店を利用したことによりポイントがもらえます。しっかりとdポイントカードを提示することでd払いで支払おうがidで支払おうがローソンでは0.5%の還元を受けられます。
この時注意が必要なのが、d払いやdカード(それに付随するiD)で支払いを行うだけではdポイントカード加盟店としての還元は受けられません。ローソンでdポイントをしっかりと貯めたいのであれば支払いとは別にdポイントカードも提示しましょう。
まとめ
d払いとidでの支払はd払いの支払方法によって変わります。d払いの支払方法がクレジットカード払いや電話料金合算払いの場合はd払いの支払の還元(0.5%)とクレジットカードのサービス内容の二つの還元が受けられます。ただし、ドコモ口座の場合はd払いの還元しか受けられません。
一方でiDで支払をする場合は付帯するクレジットカードのサービス内容しか受けられません。
よって、ローソンで一番お得な支払い方法はd払いが基本となります。
ただし、d払いの支払いをドコモ口座にしている場合はクレジットカードのサービ内容のみが受けられます。クレジットカードのサービス内容が0.5%を基準にして高ければiDのほうがお得、低ければd払いが還元率が一番高いということになります。
また、支払いとは別にdポイントカードもしっかりと提示することでポイントdポイント加盟店としての還元である0.5%も還元されますので、忘れずにdポイントカードも提示しましょう。