今回は、「さあ、才能に目覚めよう」という本をご紹介いたします。
さあ、才能に目覚めよう
皆さんは自分の強みを理解されていますか。自分の強みって自分ではなかなかわからないものですよね。でも本書を購入しストレングス・ファインダーを受ければ自分で気づかなかった強みに気付くことができますよ。(本書を購入する場合は必ず新品を購入してください。理由は後ほど説明いたします)
- 自分の才能(強み)を知りたい人
- 自分の才能(強み)を伸ばしたい人
- 自分の才能(強み)を理解してビジネスに生かしたい人
本の概要
本書は、2001年に発売された本を改修し、新版として2017年に発売されました。
巻末にはコードが付属されていて、そのコードを用いるとギャラップ社のホームページでストレングスファインダーというカリキュラムを受けられます。
ストレングスファインダーとは人間の才能(強み)を34個に分類し、受講者に様々な質問を5段階で答えてもらうことで、その才能(強み)を順位付けしてくれるカリキュラムです。所要時間は約30〜40分。本書のコードを使うことで、自身の才能(強み)トップ5を教えてくれます。
カリキュラムが終了するとあなたの強みについて書かれたレポートがPDFで提供されます。PDFでは、受講者の強みを教えてくれるとともに「あなたはこういう行動をとるような傾向にあります」という説明をしてくれますが、本書では34個の才能(強み)を生かす行動アイデアも提供してくれます。
本書のコードは1回しか使えません。中古の本を購入した場合すでにコードが使用されている可能性が極めて高いので必ず新品を購入しましょう。
こつりんの場合
ちなみにこつりんの場合はトップに慎重がきました。
早速、本書の慎重さの項目を読んでみたところ、書かれていたアドバイスの一つが「あなたの注意深さはみんなが間違った方向に進むのを防ぎ、賢明な結論を導くための助けとなります」となってました。
実際、仕事の場面でも「ここで失敗したら取り返しのつかない事態になるので、リスクヘッジを行った方が良いのではないか」と考えたり、新しい仕事を始める場合にどこに「リスクがあるのかその障害を取り除くために事前に準備できないのか」と考えたりと自然と考えています。これまではそれが自分の強みと考えたことはなく、むしろそれがプロジェクトの進行を妨げていることも感じていました。
しかしながら、これが自分の強みであると理解してからはプロジェクトの進行で多くの人が気づいていないリスクを考えてそれを提案するなど、慎重な行動を心がけるようにしています。
自分の強みを知ることがビジネスの成功に繋がる
本書でも書かれているのですが毎日、自分の強みに取り組む機会がある人は、ない人よりも6倍も意欲的かつ生産的に仕事に打ち込み、生活の質がとても高いと答える傾向が3倍以上にのぼるそうです。自分の強みを理解し、ビジネスに生かすだけで大きな成果が期待できますね。
実際に、私が慎重さが強みであると理解してからはそれを仕事の中で取り入れておりそれが評価にも繋がっていることを実感しています。自分の強みは普段から意識せずに考え行えることですから、ストレスなく評価が上がっているので非常に仕事がやりやすくなっております。
まとめ:人とは違う強みに気付き、強みをビジネスに生かそう
あのマネジメントで有名なピータードラッカーは「ほとんどの人は、自分は何が得意かを知っていると思っている。しかし、たいていは間違っている。・・・それでもなお人は強みによって飲み何かを成し遂げることができる」と述べています。
たくさんのビジネスマンがいるなかで、一歩抜きん出た存在になるにはまず自分の強みを理解し、それをビジネスに生かすことが大切ということですね。
本書では今まで自分が気付かなかった強みに気付かせてくれて、それをビジネスに生かすことができるおすすめの一冊です。
※購入する際は新品を購入しましょう。中古だと巻末のコードが使用できない可能性があります。